【長続きする】文系大学生の勉強の方法【何をすればいいの?】〜3回生編〜
大学生になると、自由に使える時間やお金が増え、時間の使い方は自分次第です。
そんな中で、3回生くらいになると、将来の進路や卒業論文のことが不安になってくる人が多いのではないでしょうか。
今回は、勉強を始めたい文系の大学生に向けて、楽しみながら自分に自信が持てるようになる勉強方法を紹介します!
ポイントは「楽しむこと」!楽しくなければ勉強は続きません。
私は「形から入る」ことが、勉強を続けるコツだと思っています。
勉強の方法だけでなく、勉強する環境づくりについても紹介して行きます!
「将来に向けて何か始めたいけれど、何をすればいいか分からない」
「卒論って大変らしいけれど、私にできるのかな?」
「何かを始めても、どうせ続かない」
と悩んでいる人は、ぜひ読んで見てください!
【勉強は形から】長続きする勉強の環境づくり
「よし!今日から勉強始めよう」と思っても、毎日続かないことは良くありますよね。
私は、勉強を「続ける」ためには、「環境」が何より大事だと思っています。
私の場合は、「おしゃれ」「かわいい」「大学生っぽい」と思える生活に憧れていました。
そこで以下に紹介する小さな工夫を始めたところ、勉強することが楽しくなり、続けられるようになって、勉強自体も好きになりました。
そんな小さな工夫を紹介して行きます!
①まず、私が一番勉強している環境はこちら↓
私はリビングで勉強することが多いです。
自分の手の届くところに使うものをまとめて置いて、使いやすくしています。
②「TO DO LIST」は付箋で、パソコンに貼る!
私は、「TO DO LIST」(やらないといけないこと)を写真のように書いて管理しています。
5分で終わるような小さなことも書いていいことにしています。
終われば捨てて行きます。
手帳や普通の紙に書いていたこともあったのですが、このようにする方が、
「こなしていく感」や「仕事ができる感」があり、ウキウキできます。
③使っている本・テキストは近くに全て置く!
写真のように、使っているテキストは、キャスターで動かせる机に置き、
勉強するところの横に置いています。
今まさに使っている本だけでなく、近しい範囲のものは全て置きます。
ここでも「勉強している感」を大事にしているというのもありますが、
「前読んだ本ではどう書いていたかな」などと思ったときに
気軽く復習できるのも良い点だと感じています!
④現代でも「手書き」はやっぱり強い!
私は、「なんでもノート」を作っています。
勉強の過程で分からなかった部分を勉強するのに使ったり、
思いついた発想を書き留めるのに使ったり、
レポートの構成を考えるのに使ったり・・・
必要であれば破ってノートに貼ったりもできるので、
リングノートをオススメします!
気分が上がる「かわいい」と感じるものを選んでください!
⑤気分が上がるお菓子を片手に。
これはタイトル通りですね(笑)
パソコンの横に好きなお菓子や飲み物があるだけで
なんだが長時間勉強しているような気がしてきます。
まずは「勉強している感」「仕事できる感」を感じることから!
お菓子選びの段階から、(勉強しているときにこれを食べたいなぁ)
と思えるようになれば、勉強を始めるきっかけになります!
【何をすればいいの?】タメになる勉強の方法
①本を、一冊授業で使った選んで丸々読んでみよう。
授業で教科書として指定されている本を一冊読んで見ましょう。
この時の本を選びのポイントですが、まず目次を見ることをオススメします。
目次を読んで、何について書いているのかは何と無く想像できるけれど、
その詳しい内容は想像できないというものが、
読みやすくて勉強になるちょうどいいレベルだと思います。
(参考)私の場合だと・・・
第一章 道徳教育の必要について
1 道徳性を身につけるということ
2 人間として善く生きる
3 道徳的に行為するということ *1
これは、「第一章には、どうして道徳教育が必要か書いてあるんだな。」「その中の3には、『道徳的である』とはどんな行動することなのかが書いてあるのかな。」と想像がつきました。
しかし、「道徳教育はどうして必要なんだろう、そもそも本当に必要なのかな。」「道徳的って一体何なんだろう。どう行動すれば道徳的なのかなあ。」と内容については、しっかり説明できませんでした。
そのため、この本を選んで読み始めたところ、最後まで理解しながら読み進めることができました!
②読んだ本を要約しよう!
次は、今読んだ本を要約していきます。読みながら要約していくといいでしょう。
なぜ要約するかというと、読むだけでは「文字をなぞっているだけなのか」「本当に理解できているのか」分からなくなるからです。
要約できれば、理解できています。
要約できないときは、何度もその部分を読み返して、理解できてから進みます。
時間がかかっても構いません。
理解できずに100冊分の文字を追うよりも、理解して1冊読み終える方が、大切です。
一冊の本を読むのは時間がかかるので、今後自分が読み返す時のために、短くまとめるというイメージで要約します。
要約をスムーズに行うポイントとして、「シャーペン」と「マーカー」の二つを使って読んでいくことをオススメします。
「シャーペン」は、本を読んでいく段階で、要約するのに外せない箇所に線を引いて行きます。「ほとんど、線を引いちゃった」ということになっても構いません。
「マーカー」は、最も重要だと思うところだけに線を引きます。
一つの章に、一箇所くらいがいいでしょう。
どこが重要か分からないときは、「この一文を誰かに伝えたい」と感じた一文を選びましょう。それが、あなたがその本から受け取った、一番大きなメッセージです。
(参考)私の場合だと・・・
オードリー・オスラー ヒュー・スターキー著、藤原孝章・北山夕華 監訳の『教師と人権教育ー公正、多様性、グローバルな連帯のために』の
「すべての教師が人権についての教え方を学ぶこと以上に、世界に尊厳と正義をもたらす方法として、意味があり、効果的で、影響力のある方法はないと考える」
という一文が一番初めに「誰かに伝えたい」と思った分でした。
この文を思い出すことで、その後の自分の論文作成の軸がブレることがなかったと思います。*2
③本の内容が理解できれば、それに対する自分の意見を書こう。
本をしっかり理解できれば、「なるほど」「そういう考えもあるんだ」「そこはよく分からないな」という感覚を持つと思います。
その感覚を、忘れないうちに、できるだけ文字にしておきましょう。
もし何も感じなかったという場合は、近い内容の別の著者の本を読んで見ましょう。
「あれ二人の意見が違うな」と感じた場合は、どちらと自分の感覚・考えが同じなのか、もしくは、近いのかを文字に残しておきます。
「この点はこちらの考えだけど、この点はあちらの考えが納得できる」という風に、この本のどの意見に対して、賛成なのかを把握しましょう。
その中で、本で読んだものとは違って、「本当はこういう考えが正しいんじゃない?」と思えば、それもあなたの考えです。
文字に残す場合は、10年後の自分が読んでも、理解できるような書き方を意識します。
また、必ずその本の「書名」「作者(訳者)」「出版年」「出版社」を書き記しておきましょう。
今後、レポートなどと誰かに提出するときに、参考にした文献をきちんと書いておかないと、ルール違反になり、そのレポートの価値が認められなくなります。
①〜③を繰り返して行きましょう。
3冊程度までなら、並行して行うこともできると思います。
繰り返していくうちに、「次はこんな本が読みたい」という思いが出てきます。
読みたい本が見つかるまでは、授業で使ったものか、読んだ本と近しい内容の本を選んでいくのが良いでしょう。
「卒業論文」とは、あなたが社会に対して伝えたいことを文字にしたものです。
あなたが社会に対して伝えたいことを見つけるには、読んでもらえるくらい価値あるものにするためには、
まず社会にどのような考えが(論理ということもできます。)あって、それがどのくらい説得力があるものなのかを知る必要があります。
大学生のうちに、将来のために勉強をしたい人が、まずできることは、①〜③を繰り返すことだと思います。
まとめ
勉強するときに大切なことは、「続けること」=「楽しいこと」と「ためになる勉強にすること」の2つだと思います。
今回はその2つを実現できるコツを紹介して見ました。
誰かの役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。