さっくんの『かわいい』屋さん

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【厳選】「かわいい」が好きな私が決めるディズニー・ピクサー映画のおすすめランキング【1〜5位】

私はディズニー映画、ピクサー映画が好きです。

製作者の思いが丁寧に練り込まれた物語の構成と、
常にその時代の最先端の技術を駆使した映像の美しさが好きで、
生まれる前に作られたものも、DVDを借りたりして、
ほとんど全ての作品を見ています。

そんな私が、まだ見ていない人にはぜひ見てほしい
ディズニー・ピクサー映画のおすすめランキングを作りました!
今回は、1位〜5位です。

6位〜10位はこちら!

saku-kawaii.hatenablog.com

 

それぞれ、「面白さ」「かわいさ」「感動」の3つの項目ごとに
5段階で評価しています。

ぜひ参考にして、ゆっくりしたい休日に、眠れない夜に
ディズニー映画を楽しんでください!

 

 

1位 トイ・ストーリー3 (原題:Toy Story 3)

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面白さ  ★★★★☆
かわいさ ★★★★☆
感動   ★★★★★

 

〈あらすじ〉

 17歳の少年アンディは、大学への進学を控えており、大学の寮へ引越しの準備をしていた。幼い頃、共に過ごしたおもちゃたち。お気に入りの人形ウッディだけを引っ越し先に連れていき、残りのおもちゃは全て屋根裏部屋にしまうことに決めた。ところが、屋根裏部屋行きのおもちゃを入れた袋を、アンディの母が勘違いしてゴミに出してしまった。「捨てられた」と思い込んだおもちゃたちは、ショックを受け、ゴミ袋を抜け出し、地元の保育園に寄付される段ボール箱に入り込む。

 無事「サニーサイド保育園」にたどり着いたおもちゃたちは、優しい歓迎を受ける。そこでは、ピンクのクマのぬいぐるみロッツォを中心に、多くのおもちゃたちが共に暮らしていた。「捨てられることはない」「永遠に子どもたちと遊べる」ことに喜び、保育園に留まることにしたおもちゃたち。しかし、彼らに割り当てられたのは、おもちゃを乱暴に扱う年少の子どもたちが集まるクラスだった。

 保育園の中の本当の厳しい現実を知り、脱出を試みるおもちゃたち。「サニーサイド保育園」の悪い噂を聞き、仲間達を助けようと保育園に潜入を試みるウッディ。彼らは、果たして、地獄の「サニーサイド保育園」から脱出できるのか。居場所を失った彼らの本当の居場所はどこにあるのか。

 

〈私の感想〉

あまりにも名作と有名な「トイ・ストーリー」シリーズを1位にするなんて!
これでは、「知ってるよ!」と言われそうで、(記事にする意味があまりないかなぁ)なんて思ったのですが、やはりこれを1位から外すことはできませんでした。
それほどに名作です。

この作品の凄いところは、観客が主人公であるおもちゃたちではなく、
誤解によるものではあったものの、おもちゃを苦しませる原因となった側の
少年アンディに感情移入させられてしまうところです。

多くの大人がおもちゃで遊んだことがあり、かつて毎日遊んだおもちゃを捨てたり、押入れの奥にしまい続けてしまっていることでしょう。
だからこそ、おもちゃたちに起こる試練に心から苦しくなってしまうし、
おもちゃたちの脱出を本気で応援してしまいます。

これは、「脱出ストーリー」でもあるのですが、
自分の新たな居場所を求める「冒険ストーリー」です。
おもちゃたちが、「アンディとの遊び」というこれまでの暖かな居場所を失ったことを、どのように受け入れていくか、というところが本当の見所なのかもしれません。

暖かくて最善であまりにも平和な、だけど胸が少し苦しくなる結末に、
あなたはきっと涙するでしょう。

 

2位 ファインデング・ドリー(原題:Finding Dory)

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面白さ  ★★★★☆
かわいさ ★★★☆☆
感動   ★★★★★

 

〈あらすじ〉

 「なんでもすぐ忘れちゃうの。」忘れん坊の青いお魚ドリーは、カクレクマノミの親子であるマーリンとニモと共に暮らしていた。ドリーは、ニモと一緒にお魚の学校の遠足に行くのだが、そこで激流に飲まれ、学校の仲間たちとはぐれ1人ぼっちになってしまう。そこで頭によぎったのが、「激流に近づいてはいけない」という歌。この歌を教えてくれたのは両親だった。両親がいたこと、幼い頃に両親と離れ離れになって今まで生きてきたことを思い出したドリーは、両親にもう一度会うことを決意する。幼い頃の途切れ途切れの記憶をつなぎ合わせながら、広い海洋の中で両親探しの旅を始めた。一方でマーリンとニモは、ドリーを急いで探し始める。

 旅の途中で出会った色んなお魚たちの助けを借りて、持ち前の陽気さで、海の中から両親を探すという途方もない試みに、果敢に挑戦するドリー。それを支えるマーリンとニモ。果たして、両親に会うことはできるのだろうか。

 

〈私の感想〉

ファインディング・ニモ」の続編として製作されたこのお話ですが、私は、「ファインディング・ドリー」の方が、何倍も面白いと思いました。

私がこのお話で心を惹きつけられたのは、大きく2つあります。

1つは、ドリーの持ち前の明るさと、なんでもすぐに忘れてしまうーー両親の居場所さえもーー性格の、対比の美しさです。
このドリーの素晴らしい性格が、「両親探し」という重たいテーマを明るくしてくれます。
だけど、明るいからこそ、両親と離れ離れに生きていたというドリーの悲しい過去が、余計苦しく感じてしまうのです。

そしてもう一つは、ラストシーンです。
ネタバレになってしまうので、詳しいことは言えないのですが、とにかく感動しました。
映画館で涙をこらえるのが必死でした。
お母さん・お父さんと見にいくのはオススメしません(笑)

とにかく見てください。
押し付けがましくない、人を思う心の暖かさが、そこにあります。

 

3位 シュガー・ラッシュ(WreckーIt Relph)

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面白さ  ★★★★☆
かわいさ ★★★★★
感動   ★★☆☆☆

 

〈あらすじ〉

 とあるゲーム・センターの閉店後、ゲーム・キャラクターたちが、ゲーム機のコードとコンセントを辿って、他のキャラクターたちと交流している。その中の一つのゲーム機である「フィックス・イット・フィリックス」の悪役ラルフは、常に自分が悪役を演じなければならない今の境遇に不満を抱えていた。彼は、たくさんのキャラクターたちが集うパーティの場で、「自分もヒーローになってやる」と宣言した。

 ラルフは、別のゲームに侵入して、その中で勝利を掴もうとする。カーレースゲームである「シュガー・ラッシュ」に入り込んだラルフは、生意気な女の子ヴェネロペと出会う。彼女もまた、ゲーム機の中で孤独な立場にあった。瞬間移動してしまうバグによって、ゲームバランスを崩壊してしまうので、レースに参加すること禁じられていたのだ。ラルフが他のゲーム機に入り込んでいる間、悪役のいなくなった「フィックス・イット・フィリックス」には「故障中」の紙が貼られていた。

 しかし、ヴェネロペがレースを禁止されていた理由は、本当は別にあった。孤独に追いやられたヴェベネロペは、レースに戻ることができるのか。ヒーローになりたいラルフは、「本当のヒーロー」になれるのか。悪役を失ったゲームのキャラクターたちの行方は。多すぎる課題に苦しむ彼らに、キャラクターの移動によって運ばれたウイルスが襲いかかる。ラルフとヴェネロペは、この世界を救えるか。

 

〈私の感想〉

「すごい!」
映画を観終わった私は、この可愛らしいイメージから予想していたストーリーを遥かに超える、壮大で綿密に構成された物語に驚きました。
「みんな見て!誰か!この面白さを知って!」
この物語の素晴らしさを1番に気づいたかのように、
みんなに広めたくなりました。

このストーリーの面白さは、
ゲーム機を「ゲーム」として遊んでいる私たちの世界と、
ゲーム機の中のキャラクターたちが暮らす世界が
とてもうまく繋がっているところです。

例えば、たくさんのゲーム機が繋げられたコンセントを、キャラクターたちは「ゲーム・セントラル・ステーション」と呼び、駅のように使っています。
なんとかわいい世界なのでしょうか!

他にも、悪役たちが、日頃の苦しみを晴らすために開催される
悪役セラピーまであります。
私たちが普段ゲーム内で倒している悪役が、実は裏で「悪役」を演じ続ける苦しみをセラピーで癒していたなんて。

ゲームのキャラクターたちの世界を、現実の世界とリンクさせて作られたこの作品。
ぜひ、見てみてほしいです!

 

4位 塔の上のラプンツェル(原題:Tangled)

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面白さ  ★★★★☆
かわいさ ★★★★☆
感動   ★★★☆☆

 

〈あらすじ〉

 ある王国の森の奥にある高い塔に、髪の長い長い少女ラプンツェルが暮らしていた。彼女は、母親であるゴーテルから、「外は危険」と教えられ、塔の外に出ることを禁じられていた。彼女は、外の世界に強い憧れを持っていた。自分の誕生日に毎年現れる無数の灯りが何なのかを知りたかった。

 ある日の朝、王国のお城からティアラを盗み出した大泥棒フリン・ライダーは、追い手から逃げるため、森の奥のラプンツェルが住む塔に逃げ込んだ。ラプンツェルは急に入ってきたフリン・ライダーをフライパンで気絶させ、ティアラを隠したのだ。目を覚ましたフリンとラプンツェルは、ティアラを返す代わりに、無数の灯りが現れる場所まで案内するという契約を結ぶ。

 ラプンツェルの初めての外の世界の旅が始まる。ラプンツェルを塔の中に隠し続けたゴーテルの真の目的とは。誕生日に現れる無数の灯りの正体は。ラプンツェルは自由になれるのか。

 

〈私の感想〉

私がディズニーのプリンセスシリーズで一番好きなのがラプンツェルです。
まず、この王国の、紫色の中心に黄色の太陽が描かれた国旗、
そのイメージ基づいた街の雰囲気が大好きだからです。
ラプンツェルのアイテムは、本当に可愛いですよね。

そして、塔の中に閉じ込められていたラプンツェルが、勇気を持って外の世界に飛び出すというストーリーが好きです。

これは、「主婦業」という形で家の中に押し込まれてきた女性が、「自由」を求めて社会に出てきた、社会構造を変えようとしてきた運動と似ているように感じます。
「働くこと」「一家の大黒柱であること」「男らしくあること」を強制されてきた男性が、「自分らしく」生きる「自由」を手にしようと闘ってきた運動と似ているように感じます。

惨めな境遇から、豊かな財と権力を持つ男性に見初められて、女王へと成り上がる「シンデレラ」とは違う、リベラルなプリンセンスなのです。
(ちなみに「シンデレラ」という作品も大好きです。)

この時代を変えようとする、新しい未来を作ろうとするストーリーが、私が「ラプンツェル」を好きな理由です。

 

5位 Mr.インクレディブル

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面白さ  ★★★★☆
かわいさ ★★★☆☆
感動   ★★★★☆

 

〈あらすじ〉

 かつて、平和を守るスーパーヒーローたちが、町中の人気者だった時代があった。しかし、彼らの救助活動による町の破壊などの弊害が問題となり、スーパーヒーロたちは批判の的となった。そして今は彼らはヒーローを引退し、正体を隠して普通の生活をしている。そんなスーパーヒーローの1人であるMr.インクレディブルことボブは、保険会社に勤務する現在の生活にストレスを溜めていた。そして隠れて、ヒーロー仲間のルシアスと人助をしていた。

 ある日、ボブの元に、「あなたのスーパーヒーローとしての力が必要です」というメッセージが届く。その依頼の内容は、「政府の極秘部門の研究施設から脱出した高い知能を持つ戦闘ロボットを捕獲してほしい」というもの。ボブはその誘いを受けた。

 一方で、ボブの様子が変わったことに不信感を持った妻ヘレンは、ボブの様子を伺い、スーパーヒーロー活動を再開していたことに気づく。ボブに襲いかかる身の危険を察知し、家族でボブの救出に向かった。実はこの家族も、全員特殊な能力を持っている。スーパー家族だったのだ。

 ボブへの誘いの本当の意味はなんなのか。ボブと家族は、無事生きて帰ることができるのか。能力を隠しながら暮らす彼らの生活は、どう変わるのか。

 

〈私の感想〉

この物語の主役は家族の父であるMr.インクレディブルことボブです。
しかし、私が心を惹きつけられたのは、母のヘレンでした。
彼女の特殊能力は、体を自由自在に伸ばせることです。
その能力を活かして、子どもたちを守りながら、必死にボブを助け出そうとします。

ボブは自分の能力を隠して向かない仕事をすることに苦しんでいますが、
母であるヘレンは、子どもたちが悪く思われないように、
一般人に馴染むことをとても大事にします。
それゆえ、能力を使ってしまう子どもたちを叱りつけます。

「お母さんだなぁ」と思いました。
私の母も、私がやりたいことを見つけ、人と違うことに挑もうとすると、
いつも、その気持ちを一番理解してくれたのに、
怒ったように私の無茶を止めようとしました。

そして、そんなお母さんに苛立ち、
その助言を無視して、生半可な覚悟で挑戦した私の無茶は、
いつも残念な結果に終わり、
人と違うことをした自分をすごく恥じたのでした。

大学生になってから見る「Mr.インクレディブル」の母ヘレンの姿は、
あまりにも現実的でロマンがなく、正しいのです。
そして優しいのです。

ぜひ、お母さんヘレンに注目して、このお話を見てほしいと思います。

 今回は、ディズニー・ピクサーの映画をオススメ順にランキングにして紹介しました!

何回も見ている作品たちのですが、もう一度、全て見直したくなりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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